生きるってなんなんだ
Feb 12, 2022
人生を解くほど面白くないことはない。
まず人生は解かれるものなのかと自分に問い詰める。
そうすると新たな疑問がさらに思い浮かぶ。そして自分に再び問い詰める。
人生はただ単に生きられるものなのか?
「まあこんな質問してる時点で自分は人生を解こうとしているから、なかなかの矛盾ですな。」とふと思う。
それで一度考えるのをやめようとするが、自分の中にはもう1人サザエさんの波平みたいな頑固な奴が居て、そいつが「それでもわしは考えるぞ」と言わんばかりに自分にもう少し考える様に促す。
とても深く考えた始末、変な答えになるかもしれないとふと思う。例えば人生はカエルが椅子に座ってお尻を掻いてるとか、鼻くそが空に浮いてグッグルを殴りまくってるとか、意味をなさないような結論になるかもしれないけど、それはそれで面白いじゃないか。そのように自分の中で解釈がつく。
そしてもう吹っ切れて、最後は心の中でなんらか自分を想像して、空想上の拳を空に掲げながら、あたかもケンシロウに出てくるラオウがちょっと最後のセリフを間違えたかの様に、わいの人生はグッグルをどつき回している浮いてる鼻くそを探して、ケツ掻きながら椅子に座ってる蛙を探す冒険だ!と馬鹿みたいに雄叫びをあげる。
そしてその馬鹿馬鹿しさにふと笑っている自分に気づき少し他人の目を気にする。だが、それでも関係ねぇって思って朗らかな気分になる。
なんだかやる気が湧いてきたぞ!